ひぇ〜〜〜〜〜グラフィックの暴力〜〜〜
そんなわけで前々から気になっていた『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド』をやっとこさ手に入れたので、のんびりプレイ日誌的な何かを書いていこうと思います。
題にあるように自分は本作が人生初ゼルダになります。何卒。
さて、物語は直接脳に語りかけてくる何者かの導きによってリンク君が神殿奥深くで目を覚ますところから始まります。
ゼルダは作品ごとに設定が変わる(?)みたいなことは聞いたことあるんですけど、今作のこれはどういうことなんでしょうね。来たる厄災ガノンの脅威に備えて百年間コールドスリープされてたとか?直接脳に語りかけてくるのはゼルダ姫なのかしら。
そんでこの神殿抜けた先に見える世界の雄大なこと雄大なこと。綺麗だね…この作品、見えるところどこまででも行けるって聞いたことあるよ…ワクワク…。
ワクワクした拍子に崖から飛んだら死にました。儚い。落下ダメージある系のゲームなのね…
気を取り直して辺りを散策するんですが、もう目に入るもの全てが新鮮で、おまけに行動の自由度が高いので一向に先に進まないんですよね。
プレイされた方が口を揃えて「本編が進まない」的なこと仰ってるの見て「またまた〜僕はゼノブレ2ですらほとんど道草せずにストーリーのクリア優先した人だよ〜?」とか調子こいてたら見事にやられました。アイテム画面でリンクがリンゴ5個抱えてる姿見てるだけで楽しい。
あと木登りが楽しい。
登頂まであと少しなのにスタミナが枯渇して、「もっと効率のいい登り方があるのでは…」とか工夫してるだけで余裕で30分くらい潰れる。
ひたすら木登ってたら業を煮やした直接脳内お姉さんに怒られました。ごめんなさい。
いやもうちょい……もうちょいで登頂できるはずだから……もうちょい待って…
もうちょい…もうちょい……
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ご覧くださいこの絶景を。
ハイラル王国の全てを見渡せんばかりに広がるこの雄大なパノラマ。美しい。ここに至るまでに費やした30分以上の時間も報われるというものです。脳内直接お姉さん見てますか。僕やりましたよ。
リンク君も心なしか嬉しそう。絶妙なドヤ顔が腹立たしいです。
一通り木登りを満喫したので、先に先にと進んでいくとゴブリン(?)的な種族に遭遇。とりあえず木の枝を武器に応戦しますが、いかんせん数が多いので撤退。
あの人達、容赦なく同時に襲いかかってくるから怖い…パニクる…あと敵遭遇時に流れるBGM、曲調は軽いのに何故だか無性に焦る…。
引き返した先で出会ったのは、フードを被った謎のおじいさん。何やら旅の助言を下さるありがたいお方で、ハイラル王国の歴史についても詳しいそうです。斧やらリンゴもくれるし、底なしに良い人だ…。
良い人だけどとりあえず火を付けてみます。流石に燃えなかった。二重の意味で煙たがられました。
どうやらこの松明や焚き火を使うことで散策中に手に入れた食料をより美味しく、よりジューシーに仕上げることが出来るそうです。木になるリンゴは勿論のこと、そこらに生えてるキノコなんかもその対象。あんまり焼きすぎるとモンハンの肉よろしく焦げます。自由度が高い!凄い!
自由度の高さが仇となり自分が丸焦げになる図。上手に焼けました。
心なしかフードのおじいさんも「わしを焼こうとした天罰じゃよ」と笑っているように見えます。ごめんなさい。
このように火ひとつ取ってみても自由度がえげつないので、拾ったものもついつい火に焚べたくなったりします。あれもこれも大抵焼ける。こりゃ本編進まないわ…納得…。
トカゲを捕まえたので焼いて食べられないかしらと置いてみたら、これ幸いとばかりに逃げられました。今まで生きたままポーチに入れとったんかい。
なんとそこら中に生えてる草ひとつひとつにも火を付けられるので、気付けば草むらがひじきみたいなビジュアルになってました。凄い。
とりあえず指定された場所に向かうまでもう少し辺りを見て回ると、聖堂のようなものを発見。フードのおじいさんの話ではこのあたり一帯はかつての面影だけが残る「忘れられた地」だそうで、言われてみると確かにハイラルの各所に文明の名残のようなものが点在しています。
どうやら百年前の厄災が原因で徐々に文明は衰退していったとか。
とりあえず聖堂のてっぺんまで登ると、冒頭の木登りでも拝めなかったハイラルの全景が広がります。これだけ広大な土地なのに、今ここには魔物以外誰も住んでいないのかと思うと、この美しさもどこか物悲しいものとして映ります。
リンク君も神妙なドヤ顔を浮かべます。
散策の先に見つけた謎の橋。
むちゃくちゃ向こう行きたい。
ただ残念ながら、今リンク君がいる場所は高くそびえる陸の孤島だそうで、橋のあるところまで降りようにも現状その手段がないようです。
その後も古代の遺物らしき監視メカに襲われたり、スライム的な敵に襲われたり、ゴブリンに逆襲しようと弓を構えるも矢が装填されてないことに気付かずしばらく弓をびよんびよんさせたりと紆余曲折ありましたが、ようやく本命の目的地へ。
シーカーストーンの指し示す地へ向かいます。
ヒェエッ………
なんだか怪しげな機械にシーカーストーンを置くと地響きと共に謎のタワーが。と同時に、これからで行けるであろう世界のあちこちでも同種の塔がせり出てきました。どうやら行く先々にそびえるこの塔が旅の目的地となるようです。
塔の出現におったまげてると、例のフードのおじいさんがパラセールでどこからともなく登場。
祠の地下に眠る試練を乗り越えた暁にはこのパラセールをあげてもいい、と提案してきます。これで先ほど行けなかった魅力的な橋にも向かえるはず!ありがとうおじいさん!さっきは火付けてごめんなさい!
とりあえずおじいさんの言う通りに地下に進むとそこはゼルダ初心者の自分が夢にまで見た、所謂「ゼルダ的なダンジョン」!
謎解き…というにはまだシンプルですが、磁力を操る不思議なアイテムと共に神秘的な迷路を先に進んでいきます。どうやらここの主はダンジョンを突破できる真の勇者を待ち続け、このような知力と勇気を試す仕掛けを張り巡らせたようです。
最奥で鎮座するミイラ的な主。
彼はリンクがここまで到達したことを心から喜び、百年ぶりとなる勇者の覚醒を祝しながら天に召されていきました。
試練の先にある秘宝を手にし、無事フードのおじいさんのもとへ帰還するリンク。これで移動手段を大きく広げられるパラセールを入手できます。
「ふぉっふぉっふぉ。今お主が突破したであろう祠はこの世界のあちこちにある。それらを全て乗り越えた暁にこのパラセールをやろう」
「いやなに、気が変わったんじゃよ。分かったら早う行かんかい。ふっぉっふぉ」
……………
話が
違うやろがいッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
さてフードのおじいさんから無理難題の地獄案件を押し付けられてしまったリンク!果たして彼のいく先に希望はあるのか!もうこのまま勇者の役割も放棄して一生木登りと放火だけしてれば良いんじゃないだろうか!どうなるリンク!
次回に続く!
のだろうか