さて始まりました、リンク君のハイラルお悩み相談室。記念すべき初回のお便りはカカリコ村在住のPN「看板娘」さんからです。
『最近は仕事が忙しく、大好きなホタルを愛でる時間が取れなくてストレスが溜まる一方です。どうすれば良いでしょう』
あら可哀想に。
なんとも切実なお悩みですがそこはハイラルの英傑リンク君。看板娘さんのストレスを解消する方法もばっちり知っています。
皆様はシノビタニシというものをご存知でしょうか。
主に水辺に多く生息しているこれらは、夜になるとホタルの如き光を放つともっぱらの噂なのです。ホタルの如き光。そう、もうお分かりですね。
めっちゃ光っとる。
リスナーの悩みに寄り添うのはパーソナリティの務め。なんとリンク君、出血大サービスで看板娘さんの自宅にわざわざホタルの光を届けにやってまいりました。ヨネスケばりのフットワークです。
ほら看板娘さん、お望みのホタルですよ。
どうぞ存分に癒されてください。
「…………………………」
ほら、あの、ホタル。……
「……………………………………………………」
………………………
……………………
タニシじゃ満足せんのかいっっっっっ!!!!!!!!!!
どうやら彼女は本物のホタルに会いたかった様子。面倒なので家ごと爆破して光を見せてあげました。気に入ってもらえたかな。
それではリンク君のお悩み相談室、また次回お会いしましょうさようなら〜〜!!
そんなワケでゼルダプレイ日誌第4回。
前回、長老インパより「四体の神獣を解放すること」と「ハテノ村の研究所でシーカーストーンを完成させること」を命じられたリンク君。旅立つ前にこうしてカカリコ村でやり残したイベントをひとつひとつ消化しています。
ちなみに先ほどの看板娘同様、村のお悩み帖には住民達の赤裸々な悩みが記されており、それらに従い行動するとイベントが発生することがあります。
写真は「女神像の周りの燭台に火を付けてくれ」というオーダーを「女神像に火を付けてくれ」と盛大に勘違いし、がっつり像を燃やすところ。そしてそれに興奮してる依頼主です。
勘違いした僕が言うのもあれですけどあなたもなかなかにヤバいですね。
カカリコ村の裏手には「大妖精の泉」なるものがあり、ルピーを捧げるとなにやら良いことをしてくれるとか。良いこと……?
とはいえ旅を始めたてのリンク君にそんなほいほいルピーを渡せるだけの金銭的な余裕があるはずもなく、とりあえず近くを散策。すると…
なんかおる。
ぼんやり白く輝くウサギのような生命体が。可愛い。
可哀想ですが明らかに怪しいので様子見で一射してみます。えいや。
当然ながら逃げ出すウサギ。しかしウサギが立ち去った場所には何故か大量のルピーが!す、凄い!おとぎ話みたいな世界観!
前回のニワトリみたいに仲間をけしかけ逆襲…みたいなこともなさそうなので有り難く頂いておきます。
なんとも近場でルピーが手に入ったので早速「大妖精の泉」へ。
中から聞こえるのは女性の声。そしてルピーを捧げると起きる「良いこと」……
否応無しに期待に胸が膨らみます。ぱふぱふか?ぱふぱふなのか?ライザのアトリエなのか?
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ………ッッ
キャンセルでお願いします!!!!!!!!
中から現れた見目麗しい泉の主、クチューラさん。確かに胸は大きいけど。なんかこう全体的にでかい。
かつては信仰の厚かった彼女もいつしか人間達に忘れられていき、こうしてカカリコ村の裏手でルピーを捧げてくれる誰かを待ち続けていたそうです。そう考えると少し切ない。
シャバて。
永きに渡る眠りから解放してくれたお礼として防具を強化してくれたクチューラさん。ぱふぱふではありませんでしたが、今後の旅を支えてくれる貴重で奇妙な繋がりを持つことが出来ました。ありがとうクチューラさん!
カカリコ村でのひと時も楽しいですが、そろそろ本題へ。まずはここから物理的に近いハテノ研究所へ、シーカーストーンを完成させに行きます。
お出迎えしてくれたのは受付の幼女…ではなくまさかのここの所長のプルアちゃん。彼女の言う通りに研究所の勇導石を起動させると、シーカーストーンに「ウツシエ」なるものが登録されました。
ウツシエとは要はカメラ機能。
このハイラルの大地に広がるあれやこれや…ヒトやモノをどんどん撮り、どんどん図鑑に記録していけるのだそうです。
百聞は一見に如かず。まずは試しにプルアちゃんを撮ってみることに。
はいはい笑って笑ってはいチー
ズっっ!!!!パシャッ
ハイラル一の美男子が撮れてしまいました。
ところでたいまつで登録されてるけどこの機能大丈夫?ぶっ壊れてない?
ウツシエ機能を漁るとそこにはおよそ百年前のものと思しき写真がずらりと。どうやらかつて、リンクとゼルダ姫が過ごした旅の記録がここに写真として収められているようです。
ここからリンク君は、神獣の解放と同時に「百年前の記憶を辿る旅」を始めることとなります。
とはいったものの、これだけ広い世界で手掛かりもなしに全く同じ風景を探すというのも無理な話。百年間でほぼ変化していないであろう場所を頼りに似たようなところは見つけられるのですが…決定打には至らず。
似てるようで似てない。
ウツシエ探しに没頭していると眼前には禍々しきハイラル城が。いつか神獣を取り戻した暁には、あそこで今も厄災を抑え続けるゼルダ姫に会えるはず。待っててください姫。いつか必ず辿り着きますから。
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来ちゃった。
どうしましょう。あれよあれよと先に進むうちに明らかラストダンジョンっぽいハイラル城に攻め入る形になってしまいました。ガーディアンの攻撃避けるの段々上手くなってきてる。
ま、まぁ入ってしまったものは仕方ないのでいっそこのままガノン討伐を目標に進めましょう。確か本作のRTA3時間くらいだった気がするし。このまま行けば僕もそういうプレイできるんじゃないかしら。
ひとたび足を踏み入れるとめちゃくちゃ最終戦っぽいイベントムービーが。厄災ガノンもこの蛮行にはお怒りのご様子。すみません。
城内を見張るのは直線的なビームを打つガーディアンだけなので、遮蔽物を利用したり、ビームが当たる瞬間にダッシュしたりパラセールを解除することで射線の外に出られます。
とはいえ一度当たれば死は免れないのでリゼロよろしく何度も死に戻りしながらコツを掴んでいきます。
強そうな敵はこっそり弓矢で。
進んだ先で見つけたのはゼルダ姫の日記。
そこには未だ姿すら思い出せない、けれど確かに共にいたはずの少女が日記だけに洩らす心の声がありました。正直勝手に読んで良いのか躊躇われる内容ばかり。
ゼルダ姫はどうやら、リンクに密かな劣等感を抱いていたようです。
そんなこんなで悪戦苦闘の果てにようやく城の本丸へ到達するリンク君。まさかの最深部まで来ちゃったよ。
待ち受けるは風を操る強敵「風のカースガノン」。もう絶対ボスじゃんこいつ。今まで見たことない体力ゲージとか設定されてるし。
最初はガーディアンさながらの強力無比な攻撃に圧倒されるばかりでしたが、徐々に敵のパターンと勝ち筋が見えてきました。
ビームをこちらに放つ時は足元がガラ空きになるので、勇気を出して飛び込めばあとはこちらの独壇場。
体力ゲージが半分を切るとファンネルっぽい何かを出してきます。これがもうはちゃめちゃにしんどかったんですけど、柱や階段に隠れるように移動しながらなんとかガノンを追い詰めます。あれ、これ本当にいけるのでは?
なんだか今日いけそうな気がする〜〜〜!!!!
あると思います!
やった!第3部完!
見事にガノンを打ち滅ぼしました!
正直拍子抜け感も否めませんが、なんとか手持ちの武器だけで憎き厄災を祓うことに成功しました!やりましたよゼルダ姫!姫!見てますか姫ーっ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ………ッッ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ………ッッ
「先ほどは第一形態が世話になったな。では次は第二形態の私と勝負だ。言っておくが私は風のガノンより遥かに
撤退!撤退ーーーーッッッ!!!!!!
あえなくハイラル城を後にするリンク君。いつかガノンにリベンジする機会は訪れるのか!果たしてガノンは第何形態まであるのか!次回に続く!